「辞めたい」って言葉にすると、親から「あんたがどれだけ苦労して警察官になったと思ってるの!」って、もう、ものすごい剣幕で怒られたんです。
泣きながら「でも、もう無理なんだってば!」って叫んだのを、今でも鮮明に覚えてます。親の「警察官は安定してる、辞めるなんてありえない」
っていう考えと、私の「心も体も限界なんです」っていうSOSが、どうにもすれ違ってしまって…。あなたも、もしかしたら、そんな経験をしているかもしれませんね。
結論
- 警察官を辞めたいけど家族に反対されている状況は、一人で抱え込まず、理解を得るための具体的な行動を起こすことが大切です。
- 家族の反対は、あなたの将来を心配する気持ちの表れでもあるため、感情的にならず、冷静に自分の状況と将来のビジョンを伝える努力をしましょう。
- 私自身、適応障害で交番勤務を辞め、事務職へ転職しましたが、家族の理解を得るまでには時間がかかりました。しかし、最終的には納得してもらい、今では本当に辞めてよかったと感じています。
- この記事では、警察官を辞めたいけど家族に反対されているあなたへ、元女性警察官である私の経験を元に、乗り越え方と具体的なステップを解説します。
この記事でわかること
- 警察官の退職を家族に反対された時の具体的な対処法
- 家族を説得するための考え方と会話の進め方
- 家族の反対を乗り越えて転職を成功させた元警察官の経験談
「辞めたい」という気持ち、私にもありました。家族に反対された現実
結論
家族の反対は「心配のサイン」。正しく向き合えば、いつか理解してもらえます
私が警察官を志したのは、正義感が強かったというより、安定した職業に就きたい、という気持ちが大きかったからです。特に女性としては、将来を考えると「手に職」
があるのは心強いと思っていました。採用試験を突破し、念願の警察官になったものの、現実は想像していたものとは全く違いました。
交番勤務に配属されて3年目。日々の業務は、想像以上の激務でした。地域住民からの様々な相談事への対応、酔っ払いへの対応、そして何より、信じられないほどの残業。
月150時間を超えることも珍しくなく、家に帰ってもバタンキュー。趣味に使う時間も、友達と会う時間も、あっという間になくなっていきました。
手取りは22万円ほど。一人暮らしの私には、ギリギリ生活できる金額でしたが、将来を考えると不安しかありませんでした。
「これでいいのかな…」という疑問が、日に日に大きくなっていきました。そんな時、ふとしたきっかけで適応障害と診断されたんです。朝起きられない、食事が喉を通らない、常に胸が締め付けられるような感覚…。もう、これ以上は無理だ、と感じました。
勇気を出して、親に「警察官、辞めたいんだ」と伝えた時の、あの冷たい空気感は忘れられません。親は、私がどれだけ努力して警察官になったかを知っているからこそ、すぐに反対しました。
「あんたの代で途絶えさせるわけにはいかない」「世間体が悪くなる」「もっと大変な仕事なんていくらでもある」「甘ったれるな」
…。責められる言葉ばかりで、私の「辞めたい」という切実な気持ちは、全く届きませんでした。
「私を産んでくれたのに、どうして私の気持ちを理解してくれないんだろう」と、ただただ涙が溢れてきました。でも、あの時の私には、親に納得してもらうための具体的な方法なんて、全く思いつきませんでした。
ただただ、「辞めたい」という気持ちと、「家族に反対される」という現実の板挟みになって、苦しんでいたんです。
もし、あなたが今、私と同じように、警察官を辞めたいのに家族に反対されて、どうしたらいいか分からずに悩んでいるなら、あなたは一人ではありません。私の経験が、少しでもあなたの助けになれば嬉しいです。
家族が反対する理由を理解する
まず、家族があなたの「辞めたい」という気持ちに反対するのは、決してあなたを困らせようとしているわけではない、ということを理解することが大切です。多くの場合、それはあなたへの深い愛情と心配から来ています。
私が親に反対された時も、冷静に考えれば、彼らは私の将来を真剣に考えてくれていました。彼らにとって「警察官」という職業は、
- 安定した収入
- 社会的な信用
- 世間体
- 退職後の保障
といった、人生における「安心」の象徴だったのだと思います。そんな「安心」を自ら手放そうとしているように見えたからこそ、「もったいない」「将来どうするんだ」という強い心配になったのでしょう。
特に、親世代は、終身雇用が当たり前だった時代を生きてきた方も多く、転職やキャリアチェンジに対して、否定的な意見を持っていることがあります。
また、警察官という職業は、彼らにとって「誇り」である場合もあります。「自分の子供が、そんな誇りある職業を辞めるなんて…」という、ある種のプライドや、世間体への配慮が、反対の理由になっていることも少なくありません。
こうした家族の考えを、頭ごなしに否定するのではなく、「そう考えているんだな」と一度受け止める姿勢が、対話の第一歩になります。感情的にぶつかり合うのではなく、まずは家族の「心配」の裏にある理由を理解しようと努めてみてください。
自分の「辞めたい」理由を明確にする
家族に反対された時、あなたが「辞めたい」という気持ちを伝えるためには、まず、あなたがなぜ辞めたいのか、その理由を明確にすることが不可欠です。私自身、最初は「疲れた」「辛い」という感情的な理由が先行していました。しかし、それでは親は納得できません。
「具体的に、何が、どのように辛いのか?」
「その辛さが、今後どのように悪化する可能性があるのか?」
「辞めることで、具体的にどんなメリットがあるのか?」
「辞めた後、どういう生活を送りたいのか?」
これらの問いに、具体的に、そして論理的に答えられるように準備しましょう。例えば、私の場合は、
- 長時間労働による心身の不調:月150時間超の残業が常態化し、睡眠不足とストレスで適応障害と診断された。このまま働き続けると、さらに重篤な精神疾患に陥るリスクがある。
- 職業への不適応:警察官としての業務内容(例:激務、理不尽な人間関係、体力的な負担)が、自分の適性や価値観に合わないと感じている。
- 将来への不安:現在の給与水準(手取り22万)では、将来的なライフプラン(結婚、出産、老後資金など)の実現が困難。
といった点を、自分の中で整理しました。そして、これらの「辞めたい理由」が、単なる甘えではなく、客観的な状況に基づいていることを、自分自身で納得することが重要でした。
また、辞めた後のビジョンも、具体的に描いておく必要があります。「とりあえず辞めたい」だけでは、家族は安心できません。「辞めた後、〇〇の資格を取って、△△の分野で働きたい」
「まずは、心身の回復に専念して、ゆっくりと次のキャリアを考えたい」など、前向きな計画を示すことで、家族の理解を得やすくなります。
私の場合、すぐに次の転職先が見つかるわけではなかったので、「まずは心身の健康を取り戻すことを最優先したい。その上で、これまでの経験を活かせる事務職や、事務補助の仕事を探したい」という、現実的な計画を伝えました。それでも、すぐに納得してもらえたわけではありませんでしたが、明らかに、以前よりも真剣に私の話を聞いてくれるようになりました。
家族を説得するための具体的なステップと伝え方
家族の反対を乗り越えるためには、感情論ではなく、論理的かつ計画的にアプローチすることが重要です。私自身、親との対話は、まるで交渉のようでした。でも、その交渉を成功させるためには、いくつかのステップを踏む必要があったのです。
1. 信頼できる第三者に相談する
一人で抱え込まず、まずは信頼できる人に相談しましょう。私の場合、職場の同僚に相談することは、プライバシーの問題もあって難しかったのですが、大学時代の友人や、家族以外で私のことを理解してくれる人に話を聞いてもらいました。
話を聞いてもらうだけで、気持ちが整理されたり、「自分だけじゃないんだ」と安心したりすることができました。
もし、身近に相談できる人がいない場合は、警察官向けの相談窓口や、メンタルヘルスの専門機関を利用するのも良いでしょう。専門家からのアドバイスは、家族との対話の際にも、あなたの主張を裏付ける客観的な根拠となり得ます。
私自身、退職を決意する前に、産業医やカウンセラーにも相談しました。彼らから「適応障害と診断されている以上、無理を続けることはあなたの人生にとってマイナスにしかならない」という言葉をもらったことで、自分の決断に自信を持つことができたのです。
2. 家族への説明資料を作成する
これは、私が実際にやってみて、非常に効果があった方法です。感情的になりやすい家族との対話において、客観的な情報を示すことは、非常に強力な武器になります。
具体的には、以下のような内容をまとめた資料を作成しました。
- 私の現在の状況:心身の不調(医師の診断書を添える)、具体的な業務内容と労働時間(月平均残業時間、休日出勤日数など)、経済状況(手取り額、将来的な見通し)。
- 辞めたい理由:「なぜ辞めたいのか」を、感情論ではなく、具体的な事実に基づいて説明。
- 辞めた後の計画:具体的な転職先の希望条件、キャリアプラン、生活設計(収入の見込み、貯蓄計画など)。
- 家族へのメリット:私が心身ともに健康になることで、家族にも心配をかけなくなり、あなた自身もより幸せになれる、という点を強調。
この資料を、
説明資料作成のポイント
- 客観的なデータを用いる:医師の診断書、労働時間の記録、給与明細など。
- ポジティブな言葉を選ぶ:「辞めたい」だけでなく、「こうなりたい」という未来志向の言葉を多く使う。
- 簡潔にまとめる:長すぎると読んでもらえないので、要点を絞る。
- 印刷して手渡しする:口頭で伝えるだけでなく、形に残すことで、真剣さが伝わる。
「これは、私がこれからどうしていきたいか、真剣に考えたことだから、一度、目を通してください」と、 calmly(冷静に)渡しました。親は、最初は戸惑っていましたが、資料を読み進めるうちに、私の状況を理解しようとしてくれるようになりました。
3. 対話の場を設ける(何度でも)
一度で全てを理解してもらうのは難しいかもしれません。だからこそ、根気強く対話の場を設けることが大切です。家族と話すときは、:
- 時間と場所を選ぶ:みんながリラックスできる、落ち着いた時間と場所を選びましょう。
- 感情的にならない:相手を責めたり、一方的に自分の意見を押し付けたりしないように注意しましょう。
- 「聞く」姿勢を忘れない:家族の意見や心配にも耳を傾け、理解しようと努めましょう。
- 「ありがとう」を伝える:心配してくれることへの感謝の気持ちを伝えましょう。
私の場合、最初に説明資料を渡した後も、何度か「この点について、もう少し詳しく聞かせてほしい」「将来の生活は、具体的にどうなるの?」といった質問がありました
まとめ
- 家族への説明は「今の限界」と「将来のビジョン」をセットで伝えることが大切
- 転職先が決まってから話すと反対されにくい。先に動いておこう
- 第二新卒エージェントneo・第二新卒エージェントneoなら在職中でも安心して転職活動できる
ゆき
私はneoとJAICの両方に登録して内定を獲得しました。
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