この記事でわかること
- 女性警察官が妊娠・出産で直面するリアルな問題
- 制度と現実のギャップ。「取れるはず」が取れない理由
- 妊娠をきっかけに退職を考えたとき、どう動けばいいか
- 退職後の転職活動:育児と両立できる仕事の探し方
「女性警察官は妊娠したらどうなるの?」
採用説明会では「育休も取れます」「復帰しやすい環境です」という言葉が並ぶ。でも実際に妊娠した同期や先輩を見ていると、その言葉通りではないと気づき始めていた。
ゆき
私が在職中に見てきたこと、同期から聞いたこと、自分が感じたこと。建前ではなく、現実を書きます。
女性警察官の妊娠・育休制度:建前と現実
結論
制度は整っている。でも「使える職場かどうか」は所属次第で大きく変わる。
警察官には産前産後休暇・育児休業の制度があります。制度の上では、他の公務員と同様に取得できることになっています。
ただ、「制度がある」と「実際に使いやすい」は別の話です。
制度上は使えること
- 産前6週・産後8週の産前産後休暇
- 子が3歳になるまでの育児休業
- 育休中は給与の一部が支給される(育児休業給付金)
- 育休後の原職復帰が原則保障されている
ジャガイモくん
じゃあ問題ないんじゃないの?
ゆき
制度と現実は別物なんです。「取れる制度がある」と「取りやすい環境か」はまったく違う話で。
現実①:妊娠報告のタイミングが難しい
妊娠を職場に報告するタイミング、想像以上に気を使います。
警察は交替勤務・当直・現場対応が多い職場です。「妊娠した」と言った瞬間から、業務調整が始まる。それが周囲への負担になるとわかっているから、言い出せない人が多い。
ゆき
同期が妊娠を報告したとき、上司の第一声が「引き継ぎはいつ?」だったと聞きました。おめでとうより先に業務の話。それが警察の現実でした。
現実②:当直・夜勤の免除で生じる軋轢
妊娠中は当直・深夜勤務が免除されます。これは法律で守られていることです。
でも免除された分は、他の誰かが負担する。その事実が、職場の空気を変えていくことがある。
注意
「迷惑をかけている」という罪悪感から、無理をしてしまう女性警察官は少なくありません。法律で守られた権利を使うことに、申し訳なさを感じる必要はありません。
現実③:復帰後の配置が変わる
育休から復帰したとき、以前と同じ職場・職種に戻れるとは限りません。
「原職復帰が原則」とはいえ、警察組織は異動が多い。育休中に人員が動き、復帰先が変わっていることは珍しくない。
ゆき
先輩が育休明けに全然違う部署に配置されて、「戻る場所がない」と言っていました。制度と現実のギャップをそこで実感しました。
女性警察官が妊娠をきっかけに退職を考える理由
結論
「辞めたい」のではなく「このまま続けることへの不安」が積み重なって、退職という選択が浮かぶ。
妊娠したからといって、すぐに「辞めよう」と思う人は少ないと思います。
でも、妊娠をきっかけに「このまま警察官を続けることが本当に自分に合っているか」を考え始める人は多い。
妊娠をきっかけに退職を考える理由(よく聞くパターン)
- 子育てと当直・深夜勤務の両立が現実的に難しいと気づいた
- 育休後の配置変更が不安で、戻るイメージが持てない
- 「職場に迷惑をかけ続ける」という精神的消耗が限界
- パートナーの転勤・生活変化に合わせる必要が出てきた
- そもそも警察官を続けることへの疑問が以前からあった
ジャガイモくん
妊娠したら辞めないといけない雰囲気があるの?
ゆき
「辞めないといけない」というより、続けることのハードルが見えてきて、自分で選択する感じです。強制はされません。でも環境が続けやすいかどうかは、正直所属によります。
退職を選ぶ前に確認しておくべきこと
結論
退職前に「育休取得後に辞める」という選択肢も検討する価値がある。
すぐに退職届を出す前に、確認しておいてほしいことがあります。
退職前に確認すること
- 育休中の育児休業給付金(給付率67%→50%)を受け取ってから退職できる
- 産後8週は労働基準法により退職が制限される場合がある
- 失業給付(雇用保険)は退職後に受給できる(育休後退職も対象)
- 退職のタイミングによって受け取れる給付金の額が変わる
注意
「今すぐ辞める」より「育休を取得してから辞める」方が、経済的に有利なケースがほとんどです。退職のタイミングは慎重に検討しましょう。
ゆき
退職を決めていても、育休給付金を受け取ってから辞める選択肢は知っておいた方がいいです。もらえるものはもらってから動く方が賢明です。
退職後の転職活動:育児と両立できる仕事の探し方
結論
「育児と両立できる仕事」は、エージェントに条件として最初から伝えると絞り込みやすい。
退職を決めたら、次は転職活動です。でも育児中・妊娠中の転職活動には特有の難しさがあります。
私がおすすめするのは、最初から「育児との両立」を条件にしてエージェントに伝えること。
転職先を選ぶときの条件(育児と両立するために)
- フレックスタイム制・時短勤務制度がある
- 残業が少ない(平均残業時間を必ず確認)
- 育休・時短復帰の実績がある(実績のない会社は要注意)
- 在宅勤務・リモートワークが可能
- 子の看護休暇制度がある
ゆき
警察官の経験は、民間でも「責任感がある」「タフ」という評価につながります。育児との両立を前提にしながらも、経験を活かせる仕事は必ずあります。
よくある質問
よくある質問
Q. 妊娠中に退職届を出せますか?
A. 法律上は可能ですが、産後8週以内の退職は労基法の観点から注意が必要です。また育休給付金を受け取ってから退職する方が経済的に有利なケースが多いので、タイミングは慎重に検討してください。
Q. 育休を取得してから退職することはできますか?
A. できます。育休中に退職意思を伝え、育休終了後に退職するケースは珍しくありません。給付金を受け取り終えてから退職するのが一般的です。
Q. 妊娠中の転職活動は難しいですか?
A. 難しい面はあります。ただ「産休・育休取得後に復帰する前提で転職する」という形もあります。エージェントに状況を正直に話すと、対応してくれる求人を探してもらえます。
Q. 警察官を辞めて後悔しませんか?
A. 人それぞれです。ただ「子育てと当直の両立が難しい」という現実的な理由であれば、辞めた後に「よかった」と感じる人が多いです。
Q. 退職代行は使えますか?
A. 使えます。ただ警察という組織の特性上、弁護士法人が運営する退職代行の方が安心です。
まとめ
- 女性警察官の妊娠・育休制度は整っているが、「使いやすい環境か」は所属次第
- 妊娠報告・当直免除・復帰後の配置など、現実のハードルは複数ある
- 退職を決めていても「育休給付金を受け取ってから辞める」選択肢を検討する
- 転職活動では「育児との両立」を条件として最初からエージェントに伝える
- 警察経験は民間でも強みになる。育児と両立できる仕事は必ず見つかる
ゆき
妊娠を機に「このままでいいのか」と考えることは、弱さじゃないです。自分と子どもの両方にとって、どんな環境が一番いいかを考える、とても大事な機会だと思います。
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