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元女性警察官ゆきの転職記録と、警察官を目指す人へのQ&A
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警察官の離婚率は本当に高い?元女性警察官が見た結婚生活のリアル

2026 4/18
警察官のリアル

「結婚」と「警察官」という二つの言葉を聞くと、皆さんはどんなイメージを抱きますか?私は、交番勤務を3年続けた後、適応障害で退職し、現在は民間企業で事務職として働いています。

警察官という仕事柄、結婚生活においても「普通」とは違うことが、身をもって経験しました。SNSやネット上では、「警察官の離婚率は本当に高い」という話をよく目にしますが、それは本当なのでしょうか?元女性警察官だった私が、警察官の結婚生活のリアルについて、正直にお話ししたいと思います。

結論

  • 「警察官の離婚率は本当に高い」とは一概には言えないものの、結婚生活を維持するのが難しい側面があるのは事実です。
  • 警察官特有の勤務時間、精神的な負担、人間関係などが、結婚生活に影響を与える可能性があります。
  • 私自身、適応障害を経て警察を辞めて本当によかったと感じています。同じ悩みを抱える警察官の方に、少しでも情報や勇気を提供できれば嬉しいです。

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この記事でわかること

  • 警察官の離婚率が高いと言われる本当の理由
  • 結婚生活を維持するために警察官カップルが実践していること
  • 離婚を考えている・転職で環境を変えたい人へのアドバイス
目次

交番勤務のリアル:すれ違いと孤独感

結論

警察官の離婚率が高い背景には、激務・不規則勤務・ストレスがある。環境改善が鍵です

私が交番勤務をしていた頃、一日平均10時間以上、多い時には月150時間を超える残業も珍しくありませんでした。早朝から深夜まで、そして休日出勤も当たり前。

そんな生活をしていると、家族との時間はどうしても少なくなります。夫は「仕事だから仕方ない」と理解してくれようとしていましたが、それでも、

「今日も遅くなる」

「休みの予定が急に潰れた」

「子どもの学校行事に行けなかった」

といった連絡をするたびに、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。電話で話す声も、疲労困憊で、楽しかったはずの会話もどこか虚しく響く…。

また、警察官は常に緊張感を強いられる仕事です。事件現場では命の危険に晒されることもありますし、市民からの理不尽なクレームや、時には感謝の言葉をいただくこともありますが、どちらにしても、その感情をうまく切り替えられないまま家に帰ることがありました。

家に帰っても、

「またあの事件が頭から離れない…」

「あの人の言葉が引っかかってる…」

と、仕事のストレスをそのまま持ち帰ってしまうことも。夫に話を聞いてもらおうとしても、私の言葉はどこか一方的になりがちで、夫もどう対応していいか分からず、

「疲れてるのに、ごめんね」

と、お互いに気を遣い合って、本当の意味でのコミュニケーションが取れなくなっていくのを感じていました。

当時の私の手取りは22万円ほど。夫の収入もあり、生活に困ることはありませんでしたが、「この生活をいつまで続けられるんだろう」

という不安は常にありました。私の周りでも、結婚生活がうまくいかなくなってしまった同期や先輩はいました。原因は様々でしたが、やはり勤務の過酷さや精神的な負担が、家庭に影響を与えているケースが多かったように思います。

夫とのすれ違い、そして仕事のストレスによる孤独感。これが、警察官の結婚生活における大きな壁だと感じていました。

「共感」が難しい仕事

警察官は、人の痛みを理解し、共感する力が求められる職業でもあります。しかし、その一方で、感情を露わにできない場面も多くあります。

常に冷静沈着でなければならない、弱さを見せてはいけない、というプレッシャー。事件現場では、被害者の無念や遺族の悲しみなど、強い感情に触れることも少なくありません。

そういった経験を積むうちに、

「自分自身が感情的になること」

「他人の感情に深く寄り添いすぎること」

に対して、無意識のうちにブレーキをかけるようになっていたのかもしれません。家に帰っても、夫の悩みや愚痴を、

「まあ、頑張りなよ」と、どこか他人事のように受け流してしまったり、逆に、

「それは大変だったね」

と、表面的に相槌を打つだけで、心からの共感ができなくなってしまっている自分に気づくこともありました。

夫も、私が警察官という特殊な職場で働いていることを理解してくれているはずでした。でも、私が抱えている精神的な重圧や葛藤を、彼が完全に理解することは難しいだろう、という諦めのような気持ちもありました。

そして、それは夫の方も同じだったと思います。「私には、警察官としての彼の苦労は分からないだろうな」と。お互いに「相手を理解しよう」と努力はしていましたが、埋められない溝のようなものを感じることが増えていきました。

「警察官の離婚率は本当に高い」という噂は、もしかしたら、こういった「共感の難しさ」や「感情のすり減り」といった、目に見えにくい部分が積み重なった結果なのかもしれません。

もちろん、全ての警察官がそうであるとは限りませんし、夫婦円満な家庭もたくさんあると思います。しかし、私自身、このままではいけない、と感じる出来事が重なり、心身のバランスを崩してしまったのです。

適応障害と退職、そして新しい道へ

「このままではいけない」という思いは、強くなるばかりでした。夜眠れない、食欲がない、急に涙が止まらなくなる…。周りの同僚は、「警察官ならこれくらい大丈夫だろう」

と、私の異変に気づいてくれているのか、いないのか…。自分でも自分の状態を客観視できなくなっていました。そして、ついに、適応障害という診断を受けました。

医師からは、休職か、あるいは退職を勧められました。休職しても、また同じ環境に戻るのかと思うと、希望が見えませんでした。夫に相談すると、「君の体が第一だよ。

無理しないで」と言ってくれましたが、私自身、警察官としてのキャリアを捨てることへの不安が大きかったのです。しかし、「このままでは自分が壊れてしまう」

という恐怖の方が、最終的には勝りました。

退職を決意するまで、何度も悩みました。周りの目、安定した収入、これまでのキャリア…。しかし、「私にとって本当の幸せとは何だろう?」と考えた時、警察官であることよりも、心身ともに健康でいることが大切だと気づいたのです。

退職後、しばらくは心身の回復に努めました。ゆっくり眠り、好きなものを食べ、「何もしない贅沢」を噛みしめる日々。そして、少しずつ転職活動を始めました。警察官としての経験は、社会ではあまり活かせないだろうと漠然と思っていましたが、意外とそうでもありませんでした。

事務職の面接では、

「予期せぬ事態への対応力」

「冷静な状況判断能力」

「コミュニケーション能力」

といった、警察官時代に培ったスキルが評価されました。もちろん、新しい分野の知識やスキルを学ぶ必要はありましたが、面接官からは「前向きで、吸収力がある」と評価していただき、無事、民間企業への転職が決まったのです。

転職してからは、

・勤務時間が決まっている

・残業も、あっても月10時間程度

・精神的なプレッシャーが大幅に軽減された

といった、以前とは比べ物にならないほど恵まれた環境で働けています。夫との時間も増え、お互いに心に余裕が生まれ、穏やかな日々を送れるようになりました。

今、私は警察を辞めて本当によかったと思っています。もし、あの時、勇気を出して一歩踏み出していなければ、今頃どうなっていたか…。

「警察官の離婚率は本当に高い?」への回答と、同じ悩みを抱えるあなたへ

さて、「警察官の離婚率は本当に高い?」という問いに対する私の答えは、

「一概に高いとは言えないが、結婚生活を維持するのが難しい側面があるのは事実」

です。

統計データだけでは見えてこない、警察官という職業特有の勤務体系、精神的な負担、そしてそれが家庭に与える影響は、決して無視できません。お互いの理解や努力だけでは乗り越えられない壁にぶつかってしまうカップルも、現実にいるのだと思います。

もし、あなたが今、私と同じように、

・仕事のストレスで家庭がうまくいっていない

・パートナーとのすれ違いに悩んでいる

・このまま警察官を続けていて良いのか、将来に不安を感じている

のであれば、一人で抱え込まないでほしいと思います。

私自身、適応障害で退職という形になりましたが、あの時、勇気を出して一歩踏み出したからこそ、今があります。警察官という仕事は、社会にとって本当に大切な仕事です。でも、あなた自身の心と体を守ることも、

まとめ

  • 警察官の離婚率が高い主因は夜勤・残業・ストレスによるすれ違い
  • 環境を変えたいなら転職も有力な選択肢。民間企業なら生活の質が改善しやすい
  • 転職エージェントへの相談で、プライベートを守れる仕事を探そう
ゆき

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元女性警察官。適応障害で退職し、現在転職活動中。警察官を目指す人へのQ&Aと、自分の転職記録を書いています。

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